働きマン第1話を茶の間の主婦モードオンで見た。

さて、今週よりいよいよ、各テレビ局にて
秋の連続ドラマが順次スタートする。
その記念すべき、(私の)第一回目視聴に(たまたま)なった作品が、
菅野美穂主演の働きマンであった。

と、いうわけで、私は沢村一樹様演じられる成田君男を頼りに
なんとか二度目の視聴も執り行える、かもしれない。
このクールフェイスに眼鏡、更にツンツン頭、
加えて 仕事のできるいい男に
私が飛びつかないはずはないだろう(ふんぞりかえり)。
しかし、この“成田君男”がドラマ内に潜伏していなければ、
もしかすれば第1話で、もういいかなという気持ちが
ほんの少しかすめた気がした、私の第一回働きマン視聴感想。
皆様は如何でしたか?

まぁ、まだ第一回目なので、
それぞれの登場人物の性格や位置関係など、
視聴者にご説明せねばならぬ部分がドラマサイドにも多々あるであろうから、
それらを盛り込みつつストーリーを展開させねばならない第1話目は、
どのドラマもたいていは、
「あ、これからこうなるんだな。」
「おお、果たしてどうなっていくのか。」
なるお導きにより第2週につなげるのが通常のパターンといったところ。
しかし、この働きマンは、
1話完結を基本としつつ連ドラスタイルをとっているドラマの為、
1話内でとりあえず何か問題を起こし、視聴者をハラハラさせた後、
めでたく解決のラストに持っていかねばならないのだが、
そのめでたく解決のラストが、
なんだかもひとつすっきりしなかったことが、
私の働きマンへののめり込み度を5段階評価2〜3程度に
留めてしまったのかもしれない。
元々、政治家の(しかもよくある)スキャンダルという
これといって「おお!?」なる問題が浮上したわけでもないので、
解決したところで、そうすっきりするものでもないのだが、
そこに秘書との長年の愛人関係によるあーだこーだを
絡めたのはいいとしても、
結局、ん?なんのこっちゃ、イマイチどうでもいい纏めだな、と
思ってしまったこの何処か冷めた感想は、
あまりにも夏ドラの刺激に慣れすぎてしまった為に、
少々の展開では満足しきれない身体になってしまったという
実に損な夏ドラ副産物を、
私が背負い込んでしまったということなのか。
更に追い討ちをかけるかのごとく、
実はつい最近、ハケンの品格の再放送が同じく日テレで
なされていたのだ。
どうやら久々に見た大前春子の強烈キャラが、
松方弘子のキャラをかすめてしまったのかもしれない。

しかし、松方弘子が仕事モードをオンにし、
男スイッチを入れるシーンを、あんなにも大仰なカメラ割りと
照明を用いて、充分に演出しているわりには、
その後の松方と変身前の松方との間に、
それほどの格差があるとは思えなかったのだが、
これも私のイジワル目線のなせる業なのだろうか?
つまり、私はおそらく、
結構このドラマに期待をしていたということなのだ。
人間、期待度が大きすぎるとそれに見合う結果が得られなかった場合、
別にそんなに酷い内容でもなく、
寧ろレベルとしては平均値を越えている状態であるにもかかわらず、
「なんだかなぁ。」と辛口評価を下してしまう生き物なのだ。
“りの君”を思い出すのだ、ふうゆ。
あの、第一話冒頭15分で視聴を断念しようと思ったあのドラマが、
この夏私に齎してくれた感動を思い起こせ。
期待を捨て、まっさらな心で 働きマンに向きあうことで、
きっと何かが見えてくるに違いない。何が?何かが。

例えば、速水もこみちは、性格のすこぶる悪い役のほうが
東京タワーの「僕」よりも、遥かにはまり役であるといったこととか。
案外この、
「出版社に入ったのは、“ブランド”」と言い切る、
仕事やる気なしなし新人 田中役で、
彼のこの先進むべき役者人生が決定するかもしれない。

そして松方の親友役らしい、パパとムスメの7日間で、
パパにちょっかいかけまくっていたこの女は、
今回、歯科医という職に就いている様だ。
色恋沙汰を完全排除して、ドラマ内に存在できる女ではないはずだ。
何処かで誰かとややこしい関係に、もしやなるのかならぬのか。
案外ならないような気がしないでもないところに位置する佐田真由美さんの
今後のご活躍も適度に歯科医だけに視界に入れておこう。

最後に彼が松方の恋人役である、山城新二(吉沢悠)。
現在夕方4時より、踊る大捜査線の再放送が流れている関西地方。
どうかすると一瞬なんちゃって織田裕二に見えてしかたないのが
非常に気になってしまった彼なのだが、
忙しすぎる女である松方を恋人に持つこの男の悲哀は
第1話から既にあちこちに仕掛けられている。
二人が付き合いだした記念日などというものは、
どちらかと言えば、女が執着するものであると思うのだが、
仕事モードがひとたびオンになってしまった松方は、
それでもとりあえず悩んだあげくに、仕事をやっぱり選んでしまう。
記念日ケーキを持ちながら雨の中彼女を待つ彼の携帯に届くメール。
「ごめん、やっぱり いけない by 弘子」
ため息ひとつと共に、その場をトボトボと立ち去る新二の
背に存分と漂う哀愁は、ひとつ残らず優しさとなり、
一人暮らしの彼女の部屋の冷蔵庫にそっと記念日ケーキを置き、
「仕事頑張れよ!」のメモまでつける献身ぶりだ。
この優しさは、今後ドラマ何話目まで健在なのか。
おそらくどこかでドカンと噴火し、別れの危機なるものが
やってくるとは思うのだが、
この働きマンの根底に流れる空気に、
恋愛モードがどのように絡み、せつな系空気を醸し出してくれるのか、
今後に期待しておこう。

なお、砂時計ならぬ、ひょうたんキーホルダーが、
働きマン内での恋の必須アイテムとして
随時威力を発揮するようだ。
・・・これは、恋人同士内で、流行るのか否か。
流行ったら流行ったで、それは一体どうなのか。
ひょうたんの、今後の働きにもついでに期待したい。
ようやく大きな声で申し上げられます。
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さぁ、貴方の指もいざ、
ランキングモードオン クリックスイッチ入ります。入りましょう。入れば、入る時・・
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