daily life.

ドラマを重箱に見立て隅々を箸で突くブログ。

暴れん坊ママ第3話「オヤジ襲来!退園の危機」




中日VS日本ハムの勝敗の行方にちっともハラハラしない試合が、
22時前まで行なわれていたもので、
暴れん坊ママが有閑倶楽部と一騎打ちなる有様となった
昨夜ドラマ事情。

もはや、録画機能を持たないわたくしにとり、
1時間遅れの放送は、
「ドラマを観る」という意気込みを根こそぎ奪い去られるに等しい。

そんなアンニュイモードでの視聴となった、
暴れん坊ママ第3話であった。







既に、暴れん坊馬鹿!スワンのママなどと口走ってしまいそうな私だが、
意外にこっちの方が興味を惹かれるタイトルであるのはどうしたことか?
スワンのママに至っては、バレリーナの話なのか?と思わされるほどだ。
馬鹿がママに代わるだけで優雅な世界へと羽ばたき始める白鳥よ。

んなことはどうでもいいのだが、さて、暴れん坊ママ第3話だが。


タイトルの「オヤジ襲来!退園の危機」から、
オヤジがなにかとんでもないことをやらかして、
佑樹(澁谷武尊)を退園に追い込む話なのかと予想はしていたものの、
その「とんでもないこと」が、

あゆの父・吉田吾郎(大和田伸也)の朝のうんこによるトイレ長時間独占により、
便意を催していたにもかかわらず、済ませることなきまま通園した佑樹が、
幼稚園でうんこのおもらしをしてしまうという、
食事中の皆様には、ブログのっけから単語「うんこ」炸裂と、
たいそう失礼な状態をご提供しておりまことに申し訳ない次第だが、
そのような、なんじゃそりゃ的「とんでもないこと」だったとは、やれやれだ。


佑樹は結局、幼稚園でおもらしをしてしまったことで、
「臭いー臭いー」とお友達にもおもらしがバレてしまい、
更におしり丸出しで、トイレで先生にふき取ってもらってるところも
見られてしまうという恥の上塗り体験をしてしまう。

連絡を受けたあゆ(上戸彩)は、替えのパンツとズボンを持って園へと走るのだが、
「普通、園児からは予備の着替えを預からせていただいているのですが、
佑樹くんにはまだ連絡さしあげてなくて・・」という教師の説明的言葉には
「なんですと!?」だ。

いいとこの幼稚園がそんなことでいいのか?
佑樹が転入してきてから既に何日が経過しているというのか?
他のくだらないことでやけに細かいことばかりを言ってくるわりには、
基本中の基本が抜けているという有様の、さくらんぼ幼稚園。



さて、それはそうと先週怒鳴り込んできたあゆの父だが、
あゆを連れて帰るの一点張りで、あゆが帰ろうというまでは
俺も帰らないと、家に居座ってしまう。
ところがこのオヤジの声の大きさには、
美容院来店中のお客様も驚かされるほどで、
営業妨害甚だしい迷惑オヤジのあゆの父親。

このオヤジの大声には、画面前の私も辟易するほどだ。
小さな声でボソボソ喋る人間も嫌いだが、
こうもでかい声を至近距離だというのに張り上げて話されると、
これほどに鬱陶しいものなのか、と あゆオヤジを見ていて思ってしまった。

地声のでかい人間というのがたまにいる。
そういえば嘗て私の友人にもいた。
街を共に歩けば、電車の中やレストランなどで、
必ずまわりの人がこちらを振り向いたものだった。

あの時のストレスを昨夜、あゆ父より受けたのだ。
懐かしいストレスではあったが、風呂あがりの寛いだ気分で見ているドラマで、
まさかこのような多大なストレスを被ることになるとは。

昨夜中にオヤジが海へと帰る宣言をしなければ、
次週の視聴は真面目にやばいかもしれないと思っていたので、
物語後半で、「帰る」宣言が出された時には、
哲(大泉洋)とあゆ以上に、心底ほっとさせていただいた。



さて、おもらししてしまった佑樹だが、
案の定、幼稚園児がこんな面白ネタを放っておくわけがない。
幼稚園児という生き物は、おしっことうんちとおしりとおちんちんの話が大好きなのだ。
その単語さえ並べておけば、
それだけで1日はたっぷりゲラゲラ笑って過ごせる勢いだ。

早速格好の獲物である、うんちもらし佑樹イジメが始まった。


おしりかじり虫〜〜♪の替え歌であると思われる、
うんこちびり虫〜だったか、もらし虫だったかの姑息な手段にて
クラスの園児が佑樹の前に立ち、合唱を始める。

じっと本を読みながら、その攻撃に耐えていた佑樹だったが、
幼稚園児の攻撃は特別に執拗なことが義務付けられている。
彼等の辞書に「ほどほど」という言葉はないのだ。

なおも続く、うんこちびり虫なる歌に、大人しい佑樹の怒りがついに爆発する。

泣くと怖くなるクロワッサンの松と同タイプに分類されるかもしれない、
佑樹は突如、持っていた本を歌う園児たちに向かって投げつけたのだ。


わーーーん!



また運の悪いことに、投げた本は園児の顔に命中し、
本の角だかで目の少し上部分が切れたようで、
お友達を流血させてしまう。

しかもそのお友達園児は、よりにもよって
北条翠子(ともさかりえ)のご子息蓮くんだったから、さぁ大変。

翠子様、ご立腹。あゆ宅を息子と共にご訪問だ。

しかし園から事情を聞いていたあゆはあゆで、
悪いのは蓮くんたちだ!と一歩も譲らない。

事情はどうあれ、相手に怪我をさせてしまったことは事実なのだから、
その部分に関しては謝罪すべきだとは思うのだが、
興奮状態にあるあゆと、更に、
自分へのママ友イジメが子へのイジメにも繋がっていることを悟っているあゆは、
謝罪モードな心情にはとてもなれなかったということか。
しかも相手は翠子ママ、自分の子は一切悪くないと本気で思っているツワモノだ。

まぁ、うんこちびり虫〜〜♪レベルが、
そこまで問題視される悪いことだということになれば、それはもはや
幼稚園児の存在そのものを全否定するに等しいかなとも思わなくもないのだが。


なんてことのない子供の喧嘩であり、
双方が「すいません」と謝ればそれで簡単にカタはついてしまう問題なのだが、
リアルな幼稚園の現状でも、
ほんっとに小さな子供の喧嘩が、親の考え方の違いや対応の違いや、
誤解やその他様々な要因が絡むと、いつしか大問題に発展するなんてことは
日常茶飯事なようだ。

園はだからなのか、子供が怪我をして帰ってきても、
誰にやられたのか?などという事実を隠したがる傾向もある。
園が隠したところで、子供はやられた相手を覚えているので、
「○○ちゃんにやられた」と母親に喋ってしまうのだが、
この幼稚園児の告白をそのまんま、真に受けてしまうことで、
自分の子だけが○○ちゃんにひどい暴力を受けたのだわ!激憤!状態に陥る
あわてんぼうママさんが出現することで、事態はややこしさを増したりするのだ。

よくよく話を聞いてみれば、自分の子供のほうが相手の子を殴っていた、
なんてオチがご用意されているケースもあるので、
そういう意味でも、園は起きたことを起きたままに、
報告してくれればいいんじゃないのか?と思ったりもするのだが、
それだとなにか不都合が生じることが多いということなのであろうか?

幸い我が子は、誰かを殴ることも誰かに殴られることも、
あまりないままに、今のところは毎日を過ごしているのだが、
さてあゆと全く同じ立場に私がもしも立たされた場合、
私はどのような対応をするかなぁと思わされたりも。




物語の結末は結局、
佑樹問題の拗れで、「出て行け!」「出てくよ!」と大喧嘩になった哲とあゆが、
それぞれの暴言を謝罪しあい、
「ママなんかやってらんねー!」と叫んだことを
佑樹にも謝罪したあゆに微笑む佑樹の笑顔で騒動一件落着となるのだが、
哲が佑樹に、「おまえも軽く謝っちゃえよ」と話したことで、
佑樹は翌日の登園の際、マイカーご出勤の蓮くん前へと自ら歩み寄り、



「すまなかった!」



と、男らしく謝罪するのである。






・・・・すまなかった・・・って、おい。


普通、幼稚園児が友達に謝罪する言葉に、
すまなかった」は使わないだろう〜〜?
一体何処で覚えた言葉なのか?と思うが、
父親哲の影響を受けているということなのか?

影響を受けるには、まだ日が浅すぎる、哲と佑樹の父子関係だと思うのだが、
そんなにも哲は日常的に「すまなかった!」と謝り倒しているのだろうか?

普通に「ごめんなさい」でいいだろう!?と思ったのだが、
あの場面は「すまなかった」でなければならなかったのだろか?

感動的場面なのに、ちょっと笑ってしまったのだが。
それが狙いなのか?私はまんまと術中に嵌ったとこういうわけか?


と、思っていたところ、先ほど掲示板のほうに、
ラッテ様より有り難きご指摘があった。
そのご指摘を読み、「ぬおおおお、そうだったのか!」と
一気に感動的シーンに早代わってしまった、この佑樹、蓮くんへの謝罪シーン。

トイレの件を、あゆの父親が佑樹の目の高さまで跪き、
きちんと「すまなかった」と謝罪をした、あのシーンが、
恐ろしいと思っていただけのあゆの父親が、
しっかりと子供の自分へと頭を下げ謝ってくれたことが、
佑樹の蓮くんに謝る気持ちの一番のきっかけになっていた・・という、
昨夜、暴れん坊ママの最大にして最高の要の感動シーンを、
ご指摘がなければ、
「なんじゃそりゃ!」的視聴感想にしてしまうところであった私こそ、
「おいおいおい」だ。けしからん有様だ。

やはり中途半端な睡魔による中途半端視聴は
物語の肝心要なる部分を容易く見逃してしまうようだ。
己を反省し、気を引き締めなければならない。

ラッテ様、改めまして書き込みありがとうございました。






さて、
佑樹の謝罪に蓮くんは、「ごめんね〜(僕も)。遊ぼう〜〜〜」と手を差し伸べ、
他の園ママに「退園要求を行ないます!」と既に手配済みだった、
母親翠子の思惑などハハハハとばかりに、無邪気に仲良く登園する佑樹と蓮。

つられて他の園児たちも「わーーーい」と走り出す。

子の無邪気でクリアな心の前に、親の欲望陰謀などは太刀打ちできまい。




「なかなかご立派な躾をなさるのね。」



キラリと光った翠子の目。口元端っこにのみ浮かべる微笑み。
それを合図としたかのように、
これまであゆを無視していた他の園ママが一斉にあゆへと歩み寄る。

「次のお茶会には、いらしてくださいね。」という翠子の言葉は、
何を意味するのか?


中に入るなら、外側にいて無視されていたほうがきっと幸せだと思うのだが、
次週よりあゆは園ママの内側からその世界の壮絶さを垣間見るようになるのか否か。

まだまだ手ぬるい園ママイジメ。此処からが本番であって欲しいものだ。

そして喋り始めれば始めたで、微妙な佑樹と他の子役の演技を
もう少しなんとかしていただきたい、そんな 特に暴れもしない暴れん坊ママ。








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